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32件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2019-11-26 第200回国会 参議院 法務委員会 第7号

これも適切にやっている前提だと思うんですが、しかし、適切になされていないからこそ、湖東病院事件のように、再審公判に至って初めて無罪証拠となり得る書類が出てきたりするわけです。  通常の刑事裁判では証拠開示のルールがあります。その大本にあるのは、憲法三十一条の適正手続の保障であります。冤罪被害の救済のための再審では、なおさらその要請は強いというべきだと思います。  

山添拓

2019-05-15 第198回国会 衆議院 法務委員会 第16号

そのもとで、公益代表者とおっしゃいましたけれども、そういう公益代表者となれば、被告人に有利な、誤って処罰されるべきでない人の証拠が発見されたら、むしろそれは積極的に開示すべきだし、抗告権などによって再審公判の扉を閉ざすべきでないというのが、まさに今の現行制度全体の精神ですよ。それも踏まえずに、何か司法全体にかかわるとかいうのは、とんでもない話だというふうに思います。  

藤野保史

2018-04-04 第196回国会 衆議院 法務委員会 第6号

検察は、もし異論があるのであれば、再審公判の場で堂々と主張すればいいわけであります。それをせずに、抗告することによって審理そのものを引き延ばす、先延ばしする、そんなことが許されるのか。  大臣、この事件冤罪を負わされた方は四人いらっしゃいまして、自白を強要され、刑務所で服役し、夫婦や家族やあるいは親族、そして地域とのきずなをずたずたにされたわけであります。

藤野保史

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

大澤参考人 再審請求審というのは、再審公判を開くかどうか、再審の事由があるかどうかを裁判所が職権で判断する手続だということですね。そして、特に問題となるのは、無罪を言い渡すべき明らかな証拠が新たに発見されたとき、これに当たるかどうかということであるかと思われますが、その証拠明白性の判断の仕方について、判例で、これは新旧証拠を総合判断するのだということになっております。  

大澤裕

2015-06-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第22号

いまだに袴田さんの再審公判すら開始されておりません。このような捜査機関の無反省な態度をそのままにして刑事司法改革を論じること自体、果たして許されることかどうか、お考えいただきたいというふうに思います。  次に、今回の法案の中身一つである取り調べ過程可視化の問題について意見を申し上げます。  

加藤健次

2015-05-28 第189回国会 参議院 法務委員会 第14号

足利事件再審公判のときには、菅家さんはそのテープ法廷で流されるのを聞いて具合が悪くなってしまいまして、私、ちょうど隣で付き添っていたんだけれども、途中で退席したりしたこともありました。  なぜかというと、一つにはもちろん嫌な思い出は思い出したくないというのもあるんでしょうけれども、あのテープ検察官取調べなんですね。実際にはその前に警察での取調べというのがあるわけです。

泉澤章

2015-05-21 第189回国会 参議院 法務委員会 第12号

政府参考人露木康浩君) 足利事件再審公判におきましては、MCT一一八型検査法自体信用性が否定されたわけではないというふうに承知をしております。ただ、当時行われた鑑定のそのやり方について疑いを差し挟む余地があるということで、その証拠能力が否定されたということでございまして、その点については重く受け止めております。

露木康浩

2015-05-21 第189回国会 参議院 法務委員会 第12号

政府参考人露木康浩君) 足利事件再審公判で採用された鑑定は、鑑定が行われたのは、今委員がおっしゃった本田先生鑑定もございましたけれども、大阪医科大学の先生の方の鑑定検察側から依頼されて行われております。そちらの方が結果的には再審公判で採用されているということだというふうに承知をしております。

露木康浩

2011-05-24 第177回国会 参議院 法務委員会 第12号

個別の再審公判事件であり、しかも判決言渡しがまだなされていない段階でその事件そのものに何かのコメントを加えるということは差し控えたいと思いますが、大方の見方が無罪判決になるのではないかというものであることはよく承知をしておりますし、また、今委員が御指摘のいろいろな冤罪事件というものがあったことも、これは我が国の刑事法制の中で起こっていることは事実でございます。  

江田五月

2007-10-26 第168回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

この事件で、富山で起きたわけですが、富山地裁高岡支部での再審公判は、当時の自白は信用できず、有罪を立証する証拠はないとして無罪を言い渡したわけです。もちろん、別に真犯人がおったり、そういうやはり自白偏重取り調べ方ということに問題があるということになったわけですが、富山県警も、改めて心からおわび申し上げます、再発防止に努めているところであり、徹底を図りたいと。

吉井英勝

2005-06-08 第162回国会 衆議院 法務委員会 第21号

この事件におきましては、自白信用性について、被害者が着用していたとされる胴巻きに血痕付着がなく、自白に符合する現場の血痕足跡のないこと等の点で疑問があり、鑑定においても、犯行を認めた手記の筆跡が請求人のものであると認めることが困難であるとされまして、この鑑定無罪を言い渡すべき新規かつ明白な証拠であるなどとして再審開始決定がなされ、再審公判においては、捜査段階自白任意性は認められたものの、請求人

大林宏

2004-05-11 第159回国会 参議院 法務委員会 第15号

判決確定した後に再審無罪となった事件につきまして、裁判書及び訴訟記録等を精査するなどして捜査及び公判並びに再審具体的経過に照らしながら、物証を発見、収集した状況やその鑑定状況等物証にかかわる捜査観点供述の変遷や裏付け証拠有無等供述任意性信用性にかかわる捜査観点事件発覚の端緒から事件検察官に送致するまでの司法警察員等による捜査観点公判における立証の観点再審請求審及び再審公判

樋渡利秋

1988-05-17 第112回国会 衆議院 本会議 第24号

さて、総理、もう一度強調しますが、留置場における自白の強要が裁判で白日のもとにさらされ、無罪となった事件は枚挙にいとまがなく、死刑確定後三十年、ようやく再審公判開始をされました赤堀被告弁護団は、早朝から深夜までの拷問を交えた厳しい取り調べがうその自白原因となり、これがなかったなら原一審で無罪となったことは疑いない、そして刑確定後も弁護人との立会人がいない面会と自由な通信ができていたならもっと早期

加藤万吉

1988-05-17 第112回国会 衆議院 本会議 第24号

松山事件財田川事件、そして再審公判中の島田事件、いずれも事実に反する自白誤判の大きな原因となっていることは周知のところであります。最近の事件でも、旭川日通営業所長殺人事件お茶の水女子大学寮事件横浜山下事件など無罪確定しておる冤罪事件が後を絶たないのであります。そして、これらの事件では、常に本人の自白が存在し、その任意性信用性が否定されるに至っております。  

坂上富男

1988-04-26 第112回国会 参議院 法務委員会 第3号

ところで私、弁護士でございますので、また米谷四郎氏の再審事件を実際に担当いたしまして、再審請求、それから再審公判弁護をいたしました。再審無罪判決確定後に、刑事補償請求費用補償請求、それから損害賠償請求をいたしましたので、その経験と問題点を申し上げまして意見とさせていただきたいと思うわけでございます。  米谷再審事件の内容は、およそ次のとおりでございます。  

柳沢義信

1988-03-29 第112回国会 衆議院 法務委員会 第6号

しかもその中に死刑事件が三件、それから現在再審公判で間もなく判決が出るだろうと思われる島田事件を含めますと四件あるわけですけれども、これだけの重大事態を前にいたしまして、やはり一つは、それを誤判原因調査研究に向けていただいて将来こういうことがないようにしていただきたいということとともに、再審制度を、寅罪犠牲者がより早く、より確実に、よりたやすくその門が開かれるようにその制度を考えていただきたい、

竹沢哲夫

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